« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »

2021年12月

2021年12月12日 (日)

宇崎日新 ARES ブルーポーター SHJ

 ここ数年、夏の終わりから初冬にかけて、青物狙いの釣行をすることが多い。この時期はいつも仕事が忙しくてなかなか休みを取れないから、毎週行くというわけではないが、月に数回は時間を作っては行くようになった。最近は青物狙いの人が多くなって、私のよく行く釣り場ではハイシーズンになると、午前3時頃に行かないと入れる場所がないということもある。私の行く釣り場は、以前は50センチくらいのハマチサイズが数釣れるという感じだったが、去年くらいから少し様変わりしてきて、数が出なくなった。一昨年の釣果を見てみると、1シーズンで40本ほど釣っていたのが、去年は10本くらいになっている。釣行回数はいずれも10回くらいで、ボウズの日もあるから、1回あたりの数は段々と少なくなっているようだ。ただ、昨年は60センチ以上のメジロサイズが多くなって、それはそれで面白いと思うことも多かった。

 昨年まで、ロッドはほとんどがまかつのコヨーテ100Hを使っていた。コヨーテ100Hは発売されてすぐ購入して、軽くて使いやすいロッドだったのでそればかり使っていた。ところが、昨年辺りからコヨーテだと魚に力負けしてしまうことが多くなってきた。ハイシーズンの釣り場は混雑するが、ハマチは横に走るので、ロッドが弱いと隣の人の迷惑になってしまう。勿論、時間は多少かかるがコヨーテで60cm以上の青物を十分に獲れる。だが、横に走られたり、あるいはテトラに突っ込んでラインブレイクが起きたりともう少し強いロッドを使わないといけない状況だと感じた。

 強いロッドはいくつか持っているのだが、ほとんど使っていなかった。アピアの風神ブラックライン100Hというロッドが昔見切り処分で売られていたので使うことがあるかも、と思って買ったのだが、一度も使わずに部屋の隅で眠っている。その中で何回か使ったのはヤマガブランクスのブルースナイパー100Mというロッドだったのだが、これは60gくらいのジグを使うにはとても良いロッドだ。淡路や鳥取に行く時、つまりは深い場所を釣る時に使っていたが、私の行く釣り場は浅く、60gのジグを使うとすぐに着底してしまう。それで、28gくらいのミノーとかメタルバイブを使うことが実は多いのだが、ブルースナイパーでそれらを使うと飛ばないのだ。コヨーテだと綺麗にかなり遠くまで飛んでいくのに、飛ばないのは困る。ナブラが少し遠くに出ても届かない。それで、昨秋、思い切ってゼナックのストアでミュートス・ソニオ100Mを予約した。多分人気があるのだろうと思うが、今は抽選販売になっていて、一つのモデルは1人1本しか注文できないようになっているみたいだが、軽めのルアーでもきちんと飛び、大きい青物もきっちり上がるということだったから、ネット上での評判は上々で、これがあれはいいんじゃないか、と思ったのだった。半年ほど待って今年の春に届いたのだが、使うのは秋口が初めてだった。使用感は別の所で書いているが、実際、このロッドだけあればいいと思えるような素晴らしいものだった。他に持っているショアジギングロッドは手放してしまおうかとも思うほどだった。

 ただ、一つだけ気になっているロッドがあった。それは宇崎日新のブルーポーターSHJというショアジギング・ロッドである。一昨年くらいに発売されたような記憶があるが、一度使ってみたいと思っていた。というのは、単純に宇崎日新、アレスのロッドが好きなのだ。地元のメーカーということもあるし、あまり扱っている釣具店もないような感じだが、よく出来ているロッドが多い。ロッドの種類はダイワやシマノにも負けていないのではないかと思うくらいあって、ホームページを見ると、本当に多種多様なロッドを出している。アレスはルアーロッドの商標なのだろうが、一昨年くらいから整理されて、たくさんのロッドがカタログから消え、代わりに「ブルーポーター」というシリーズが展開されるようになった。その中のショアジギングロッドがSHJだ。

 以前にもアレスにはショアキャスティングロッドというカテゴリで安価なものがカタログに載っていたが、どうも旧態依然としていて、買う気にはならなかった。でも、ちょっと新しい感じのロッドが出たのを何かで見かけて、ちょっと食指が動いたのだった。だが、割に高価である。ショアジギングロッドは大体1万円くらいからあるけれど、ブルースナイパーSHJは4万円ほどだった。4万円、というと私の持っているヤマガのブルースナイパーがそれくらいだったし、コルトスナイパーXtuneもこれくらいで買った記憶がある。せめて2万円台だったらなあ、と思いつつ過ごしていたのだが、ゼナックのロッドを買ってその存在はすっかり忘れていたのだった。

 ところが最近、ふとしたことでそのブルーポーターSHJの10.2Hというモデルを手に入れたのだった。それが先週に届いた。X4というすべて4軸カーボンで作られたモデルも追加されていて、そっちを買おうかなあと思ったりもしたのだが、それはそれで5万円を超えるので諦めた。届いたら使ってみたい。今朝、初めてそれを使ってみた。

 夜が明けかけたので、まずは35gのメタルバイブを投げてみた。いつも使っているのはジャクソンの鉄PAN Longだが、すばらしくよく飛ぶ。ソニオと同じように飛行姿勢が乱れない。コヨーテはメタルバイブがくるくる回って、エビになって回収に一苦労、ということが結構あるのだが、ソニオはそれがほとんどなかった。SHJも同じようにそれがない。今日はほぼ無風の状態だったが、ソニオよりも少し遠くに飛んでいるようだ。0.2フィート長いのがいいのかもしれない。

 5投目くらいに、いきなり食ってきた。この時期に青物が釣れたことは今までなかったので、慌てた。今日は試投のつもりで来ていたのだ。引き寄せるが、ソニオほどではないがかなりスムーズに引き寄せられた。テトラに潜られることも、のされることもなかった。ネットで掬おうとすると、かなり大きいことが分かった。何とか掬って引き上げると、ずっしりと重い。メジャーをあてて計ってみると80センチを超えていた。ブリだった。体はパンパンで、コンディションは抜群の魚体だった。

 ソニオで大物とやりとりすると、時々、フックが曲がりかけている。フックはかなり太めの青物に対応できるものに替えているのだが、ロッドが強いから曲がるのだろうと思う。今回もフックを確認したが、曲がってはいなかった。ロッドがうまく衝撃を吸収したのだろうと思う。そういえば、ドラグもほとんど出なかった。

 しばらくメタルバイブを投げてみて、次に40gのジグを投げてみた。80gまでのロッドだから軽すぎるかなと思ったが、かなり遠くまで飛んでいった。ただ、ロッドの感触からしてみると、40gのジグがもしかするとちょうど良いくらいの重さなのかもしれないとも思った。私はほとんど40gまでしか使わないからそれでいいのだが、80gを使うとキャストに不安があるかもしれない。淡路の翼港に行く時は深くて潮流がひどく速いので、100gくらいのジグを持っていくこともあるが、その時は別のロッドを選ぶかもしれない。

 ただ、私のようなメタルバイブやシーバス用のミノー、時々メタルジグという使い方ならば、ソニオと同等か、それ以上のロッドなのではないかと思った。これは本当に良いロッドだと思った。そういえば、宇崎日新とゼナックはほとんどご近所とも言えるような場所に会社があるようだ。がまかつと同様に、どちらも地元メーカーである。

 今日で青物のシーズンは終わりにしようと思ったが、来シーズン、この2本のロッドを交互に使うことになるのだろうな、と思う。また来シーズンが楽しみだ。

20211212

Panasonic Lumix DMC-TX1

 

« 2021年11月 | トップページ | 2022年1月 »

無料ブログはココログ