2016年12月 5日 (月)

12月

 12月になった。1年が経つのは早いと改めて感じる。何をしているというのでもなく、ただ、何事もなく生活できれば良いと思っていた1年だったが、全くそういうことがなく、不安定な1年だった。来年はどうだろうと思って、新聞の折り込みで入っていた来年の運勢を書いた小冊子を見ていると、来年は悪い年回りらしい。今年よりももっと悪いというようなことが書かれてあって、見なければ良かった、と思う。占いなど信じようとも思わないが、それでも見てしまうと気持ちのどこかに引っかかってしまう。

 相変わらず時々釣りには出掛けているが、せいぜい3時間か4時間の釣行で、1日釣りをしていようともなかなか思わない。最近では1時間もするともう帰ろうかと思い始める。投げ釣りで釣れるのが未だにキスばかりだというのもあるだろうけれど、竿を少しの間振ることができればそれで満足する。
 
 カメラにもほとんど興味を失ってしまった。新しいカメラやレンズが次々に出て、その中で富士フイルムのXF23mmF2だけはいつか欲しいと思うけれど、それ以外は興味がない。今持っているカメラで十分美しい写真を撮ることができるし、それを考えたら新しいカメラに買い換えるようなこともする必要性を感じない。「このカメラが、このレンズがあれば、こんな写真が撮れるかも」などと夢想しながらカメラやレンズを買ったりしていたのだが、一通りのレンズも持っているし、結局は準広角から標準のレンズがあれば事足りるということに気付いたのだった。そういう意味では、ローライフレックス3.5Fが防湿庫の中で眠っているのだけれど、デジタルでなければこれ1台でほとんど事足りたのだな、とふと思う。14歳の時から写真を撮り続けているのだが、結局35mmくらいのレンズと使いやすいレンジファインダー機のようなカメラさえあれば、自分の写真は撮れるということがわかったのだった。自分のための写真には、望遠も、超広角も、本当は必要ないのだろう。望遠や超広角をそれでも持っているのは、時々、仕事で写真を撮らなければならない時があるから、というそれだけの理由だ。数年に1度くらいしか使わないのに、数万円を出して購入して、結局数回使っただけで使わなければ壊れ、修理に出してまた出費、ということの繰り返しになっている。
 
 昨日、何かのテレビ番組で、「自分の気に入ったものは使いましょう」と言っていた。最小限のモノで豊かな生活を送るという趣旨だったと思うが、確かにその通りだ。気に入ったものだからこそ使うべきで、使わなければ持っていないのと同じだ。気に入ったものを使い続けていると、それに愛着が沸いてくる。ブライトリングのクロノグラフを私はずっと使っているが、やはり愛着が強い。使い始めてもう10年が過ぎようとしている。
 
 モノで溢れた生活というのは見苦しいのは分かっている。けれど、なかなかそれから脱することができないでいるのだった。モノを手放す時には、どうしても後ろ髪を引かれてしまうのだ。
 
 来年は、そうやって身の回りのモノを整理しなければならないのだろうと思ったりもするのだった。
 
20161205
 
iPhone 5s

2016年11月20日 (日)

カレイ釣り

 今日は昼からの仕事だった。12時には家を出ないといけなかったのだが、どうしても釣りをしに行きたくなった。それで、朝4時半に起きて、準備をして出掛けることにした。9時まで釣りをして、それから帰宅すれば12時の仕事には間に合うだろうと思ったのだった。

 
 5時に家を出た。真っ暗だった。夜明けが急に遅くなったような気がする。今日は落ちギス釣りにするか最近よく釣れているらしいカレイ釣りにするか迷った挙げ句、両方することにしたのだった。1本の竿は置き竿でカレイを狙い、もう一本は引き釣りで落ちギスを狙おうと思ったのだった。途中、釣具屋に寄ってエサを買う。9時までなので青虫500円分でいいと思って頼むと、釣具屋の主人がカレイ狙いだと500円だとすぐなくなってしまうよ、と言う。釣れている人は青虫を4000円分も買うらしい。餌盗りが多くて、すぐに素バリになってしまうそうだ。今日は落ちギス釣りが目的だし、カレイはまあ釣れればいいかなと思っているくらいなので、青虫500円分でいいと思って、それだけを買う。
 
 釣り場に着くと、車で一杯だった。こんなに混雑しているのは初めてだ。ただ、私が入ろうとしている場所には誰もおらず、ゆっくりと竿を出すことが出来た。竿先にLEDのライトを点けて竿を振る。次の竿の準備をしていると、すぐにびりびりと竿先が揺れた。引き上げると20センチ強のキスが釣れていた。引き釣りを始めると、次々にアタリがあって、結構な大きさのキスが上がってくる。ただ、干底だったので、取り込みに苦労した。護岸から5メートルくらいまで大きな石が点在していて、それがむきだしになっているのだ。そこに乗ろうかと思うが、満潮時の潮がまだ乾いていなくて、つるつると滑る。それで仕方なしに引き抜くような感じでキスを釣り上げる。そうしていると、抜き上げ時に数匹、バラしてしまった。勿体ない。
 
 夜明けが迫ってくると置き竿の竿に大きなアタリがあって、糸ふけが出来ている。これはキスのアタリではないと思って引き上げると、カレイが釣れていた。25センチほどだっただろうか。久しぶりのカレイで、あまり大きくはないのだが、良かったと思う。もうこれで帰宅してもいい。しばらくすると、置き竿の方がぐっと引き込まれた。しばらく放置してから合わせると、かなり重い。これはカレイだろうと思ってリールを巻く。かなり重くてリールを巻くのも一苦労だ。ところが、取り込み寸前になって、針が外れてしまった。暗くてよくは見えなかったけれど、さっきのカレイよりも重かったから、一回りほど大きかったのだろうと思う。惜しいことをした。
 
 それからしばらくキスは釣れ続くが、カレイは来なくなった。時合が過ぎたのだろうと思ってキスの引き釣りに切り替えるが、ピンギスが連で上がってくるだけで、暗い時に上がっていた20センチオーバーの大型のキスは上がってこない。それどころか7時頃からフグが次々に上がってきて、閉口した。エサも綺麗になくなっているし、ハリスが切られたりもするようになった。結局、9時頃に中型のキスを上げて、納竿とした。
 
 カレイは1枚だけだったが、それでも久しぶりのカレイで楽しく釣りが出来た。12時過ぎから仕事に出掛けたけれど、それがなければもう少しゆっくりと釣りが出来たのに、と思ったりもした。23日は1日休みが取れるから、青虫を2000円分ほど買って、ゆっくりとカレイ釣りをしたいと思う。今の時期が釣りの一番いいシーズンなのかもしれない。
 
20161120
 
iPhone 5s

2016年11月19日 (土)

知らないうちに紅葉

 今日も仕事だった。10月の終わりから休みなしでずっと働いている。明日も昼からだが、仕事になっている。でも、今日は家を出るのがいつもより少し遅かったから、昨日の夜は気分的に楽な感じで眠ることが出来た。いつも、6時半ごろに起きるのだが、その6時半に起きるのがとても辛いのだ。いつももう少し寝ていたいと思う。

 にもかかわらず、今日もやはり6時半に目が覚めて、そのまま起き出した。この年になると、もう少し寝るということができないようだ。仕事の準備をしようかと思うが、1時間ほどいつもより時間があるから、ゆっくりとコーヒーを淹れて飲んだりして過ごす。朝、ゆっくりとしているのはいい。外は雨が降っている。
 
 車で出掛けようかと思ったのだが、雨が上がっているので自転車で出掛けた。最近疲労がきつくて自転車を漕ぐのも辛いと感じるから、ずっと車で通勤していた。だから、自転車で仕事に行くのは久しぶりだ。雨上がりで空は鉛色だが、気温もそんなに低くなくて、何となく心地よい感じがする。
 
 写真を撮りながら仕事に行こうと思った。富士のX-T10をしばらく使っていなかったので、それを使おうかと思い、準備をしたのだが、ズームレンズの方が使い勝手が良さそうな気がして、結局いつものようにパナソニックのDMC-GM5を持って行くことにした。DMC-GM5はいつかグリーンの張り革のものを買いたいと思っていたのだが、あっという間にディスコンになってしまった上、中古もほとんど出回っていない。後継機もなく、多分、大事に使っているという人が多いのではないかと思う。あれだけ小さなカメラであれだけよく写るのに、すぐにディスコンになってしまったから、欲しいと思う人は多いのだろうと思う。製造中止になる前には新品のアウトレットがあちこちで見られたし、自分の持っているものもそれなのだが、こうなるのならもう1台、あの時に予備機を購入しておけばよかったと悔やまれる。
 
 車で1週間ほど通勤していたのだが、これほどまでに沿道が紅葉していることに全く気付かなかった。まだ緑色の葉の方が多いけれど、紅葉も銀杏も綺麗に色づいている。銀杏はもう散りかけていて、秋が深まったことを感じさせる。首から提げたGM5は、小さなシャッター音を立てながらその写真を撮っていく。姫路城の周囲は、多くの人で賑わっていた。今日は入場料が無料らしい。
 
 明日は昼から仕事だから、早朝の数時間だけ、釣りに行ければいいなと思っている。もっとゆっくりと釣りをしたいが、それもなかなかできない。
 
20161119
 
Panasonic Lumix DMC-GM5 w/Lumix G Vario 12-32mm F3.5-5.6 O.I.S.

2016年11月12日 (土)

うららかな日

 前にブログを書いてから2週間経つ。2週間の間、休日もなく、ずっと仕事を続けた。毎朝、起きるのが辛く、体も重くて一体何が原因なのだろうとずっと考えていると、前の晩、夕食を過食気味に摂った時、翌朝辛いということが分かってきた。夕食を控えめにすると、翌朝の倦怠感が少しましになった。もう、40を半ば過ぎようとしているから、以前のように代謝も良くないし、無理もきかなくなっている。

 今日も午前中は仕事で、午後からも仕事が入っていたのだが、仕事を代わって貰って半日だけ休みを取った。休みを取ろうと思ったのは午前中、あまりにもいい天気だったからだ。先週の半ばからひどい風邪をひいていて、微熱があるような状態でここ3日ほどきているのだが、このいい天気の下にいると、海にどうしても行きたくなったのだった。
 
 昼過ぎに家に帰って釣りの準備をした。いつものようにキス釣りだ。もうキスの時期は過ぎつつあり、多分いつもの護岸に行ってもカレイ釣りの人がいるくらいだろうと思う。カレイがぼちぼちと上がっているようだけれど、私にはカレイ釣りがどうも苦手でよく分からない。カレイ釣りは餌代がかなり高価なのも困るし、荷物もキス釣りのように竿一本にリール一個、というわけにもいかず、振り出し竿を3本、大型リール3個、三脚に水汲みバケツを持つとかなりの荷物だ。それに加えてエサが半日で2000円ほどだろうか。キス釣りだったら500円もあれば1日できる。
 
 護岸に着くと、良い天気で風もない。カレイ釣りをしている人が3人。咳き込みながら竿を継いで準備をして投げる。全く反応がない。2投目と3投目に10センチほどのキスがかかるが、リリースする。それからはそのサイズのキスしか上がらないので移動する。移動すると、大きなアタリがあって20センチを超えるキスが釣れた。気をよくするが、後が続かない。でも、忘れた頃にぽつり、ぽつりと20センチ前後のキスが釣れる。3時間ほど釣りをして、20センチ前後のキスが8匹釣れた。その辺りで熱っぽくなってきたので納竿して帰ることにした。暖かな日だったので、風邪はそんなに酷くなっていない。ただ、咳が止まらない時がある。煙草を控えようと思う。
 
 仕事を休んで、一人で海岸にいて、リールを巻いてキスを釣っていると、気持ちが少しだけ楽になったような気がする。人と関わる仕事で、それで疲れているから、今日みたいに一人になりたいと思うのだろう。
 
 明日は早朝からまた仕事だ。風邪が治ればよいが。
 
20161112
 
Nikon COOLPIX S620

2016年10月29日 (土)

疲労

 先日、「竜巻の夢」ということについて書いたけれど、ここ数日、いろいろとあってひどく疲れた。疲れているのにずっといろんなことを考え続けて眠ることもできない。横になっても考え込んでしまう。このまま精神状態が悪くなっていくのではないかと思ったりもする。

 だから今日は仕事場に行かずに休んだ。休んだとして、それが休息になる筈もなく、朝うとうとした状態で起き出して、午前中はぼんやりとする。何をする気力もなく、本当にただぼんやりと考え込んでいるだけだ。コーヒーだけ飲んで、横になるが、眠ることはやはりできない。体が痛む。
 
 以前にこんな状態になったことがあった。10年ほど前だっただろうと思う。ひどくやつれて、食べることも眠ることもできなかった。その時の苦しかったことをぽつりぽつりと思い出す。またあんな風になるのだろうか、とふと思う。
 
 五月くらいから本当に様々なことがあって、一つ一つに冷静に対処しているつもりなのだが、段々と疲れてきたのだった。平穏な日常は、この半年くらい、ない。何かしらのひっかかりが必ず心の中にあって、それがひっかかったまま日々が過ぎていく。引っかかりが多くなっていき、それが心のささくれとなって、気持ちが荒んでいく。それではいけないと思って努めて冷静になろうとする。瞑想か何かして、気持ちを落ち着けるのが本当はいいのかもしれない。
 
20161029
 
iPhone 5s

2016年10月26日 (水)

竜巻の夢

 忙しいのか暇なのか分からないような日々を送る。仕事がたくさんあるのだが、その仕事をこなす気になれず、ずっと後回しにしている。

 最近、よく竜巻の夢を見る。一週間ほど前に見た竜巻の夢は、釣りをしていて大きな竜巻に遭う夢だった。遠くに浮かんでいる船が次々に竜巻に巻き込まれて、爆発して炎上している。もうすぐ自分の所に竜巻が来ると思い、近くにある木の構造物にしがみついていると周囲の状況はさほど変化がなく、多少強い風が吹いたかと思うと竜巻は去っていた。その後、ひどい雨が降って、土石流が発生して、自分の家が跡形もなく流されてしまった。荒れ果ててしまった家の跡に佇んで、家の土台の跡だけを眺めながら、これからどうしようかと考えた所で目が覚めた。竜巻の夢は強烈なので、一体、自分の身に何が起こるのだろうと目が覚めてから少しの間考えた。
 
 昨日は竜巻が三度、襲ってきた。1度目と2度目は竜巻に直撃されず、竜巻が近づいているというだけだった。いつの間にか竜巻は消え去っていた。3度目は家の中にいたら竜巻が襲ってきたが、ゆらゆらと家が動くだけで竜巻は去って行った。
 
 こんなに短期間の間に、見たこともない竜巻の夢を2度も見るのはどうかしている、と思う。あまり夢占いなどは気にすることもないのだが、「竜巻の夢」というので検索してみると、近く大きなトラブルに巻き込まれる暗示、とある。一体どのようなトラブルがあるのかと思う。近くの鳥取で大きな地震が起きたり、家族が次々に病気になったりと最近はあまり良くないことが続いていて、結構参っていたりするのだが、それ以上のトラブルに巻き込まれるというのだろうか。
 
 夢というのはよく分からないが、自分が何かに追い立てられるように感じているということだけは確かだと思う。ゆったりと構えたいと思うけれど、なかなかそうもいかないようだ。仕事も、生活も、どちらにも追い立てられて、結局釣りをすることで逃げているような気もする。本当に心から平穏な日々を送れたらいいなと思う。
 
20161026
 
iPhone 5s

2016年10月23日 (日)

サーフランダー 425 EX-T

 昨日は一日仕事をして、取りあえず目の前の仕事が終わったから、今日は休むことにした。実を言えばしなければならない仕事がいくつか残っているのだが、休みたいという気持ちの方が強かったのだった。

 休みたかったのには理由があって、先週、シマノのサーフランダー振出 425 EX-Tというのを買ったので、それを使ってみたいと思っていたのだった。振出の投げ竿はダイワのスカイサーフTの405-30を2本持っていて、満足しているからもう買うまいと思っていたのだけれど、サーフランダーは並継のものを先日まで使っていたので馴染みがある竿だったし、何せ安価だったのでつい購入してしまったのだった。夜に家に帰ると届いていたので、玄関先で伸ばして振ってみる。びよんびよんと竿先が振れるが、収まりが悪いような気がする。でも使ってみなければ分からないと思って持ち出したのだった。
 
 ここ数ヶ月、キス釣りに並継の投げ竿ばかり使っているので、振出竿を使うのは久しぶりだ。スカイサーフも今年はキス釣りには持ち出すことがなかった。竿を伸ばしながらガイドを固定していく。サーフランダーには、固定の位置決めのために竿に白いラインが入っていて、これは結構便利である。ただ、スカイサーフのような合わせマークはない。並継のサーフランダーと同様の濃いブルーの竿で、美しい仕上がりである。14サーフリーダーも持っていたことがあるけれど、あれはリールシートがLS-7で、リールに微妙ながたつきがあって気になったし、サーフリーダーは重かった。けれど、サーフランダーはワンランク上の竿だから、かなりよく作り込まれていると思う。よくよく考えてみると、シマノの振出投げ竿の中では、スピンパワーの次のランクの竿なのだ。ダイワのスカイサーフと同じレベルと考えていいのかもしれない。
 
 リールはサーフリーダー35を付け、23号の錘と仕掛けを付けて振ってみる。全然飛ばない。いつもの調子でひょい、と投げたら3色しか飛ばなかった。スピンパワーなら同じような投げ方でも5色くらいは行くのに、と思う。竿が長い上にひどくしなっているのが分かる。今までこんな感じの竿は使ったことがないなあ、と思う。どうもはっきりしない感じだ。EXだから仕方がないのかな、と思った。CX辺りならもっとしっかりした投げ心地なのだろうなと感じる。
 
 竿を立ててさびくと、小さなアタリが手元に伝わってくる。感度は良いようだ。上げてみるとごく小さなキスが釣れていた。リリースする。また投げてみるが、あまり飛ばない。4色くらいだろうか。メーカーのホームページにもあるように、何本か出して置き竿にして使うという用途なのだろうと思う。かなり柔らかいので、冬場のカレイ釣りに良さそうな気もする。
 
 その後も投げ続けるが、ごく小さなキスか、それが途絶えるとフグばかりが掛かってくる。フグが大量にいるみたいで、もぞもぞというアタリらしきものを感じた後に仕掛けを上げてみると、ハリスから針が切られてしまっている。9時頃にはフグばかりが釣れるようになって、全く閉口してしまった。落ちギス釣りはその居場所を突き止めるのが難しいのだが、浜辺を移動して投げてみても一向にその気配がない。11時を過ぎてようやく23センチのキスが釣れてこれからか、と期待するが後が続かない。単発だったようだ。その後もずっとハリスが切られ続け、4本針が1本にまで減った仕掛けを使っていたけれど、その最後の1本も噛みきられてしまったところで納竿とした。キスは23センチのが1匹だけだった。大きくアタリが出たけれど、やはりキス釣りは並継のシャープな竿を使うのがいいなと改めて思ったのだった。振出はやはり置き竿として使うのが良いのだろう。でも、置き竿にするなら何も高価な竿を使わなくてもいい。スーパースピンジョイというシマノの短くて柔らかい竿を持っているけれど、私の釣行する所ではそんなに大きな魚も釣れないから、あのくらいの値段のもので十分だ。無駄な買い物をしてしまったのかもしれない。
 
20161023
 
iPhone 5s

2016年10月18日 (火)

サバ釣り

 キス釣りばかりしているが、先週の土曜日は別の釣りに出掛けた。アジのサビキ釣りだ。

 小学生の頃、父親に連れられて秋になるとサビキ釣りに出掛けた。決まって網干の木材港の岸壁だったけれど、その岸壁は今は閉鎖されている。金網がしてあって、車を停めていた所には金属の屑がうずたかく積まれてあって、昔、ここでサビキ釣りをしていたのを忘れてしまうような状態になっている。その頃は、6リットルのクーラー一杯に小サバを釣ったのだった。アジはほとんど釣れなかったのを覚えている。釣れるのはサバばかりで、コマセ籠に入れるアミエビがなくなってしまうと何も釣れなかった。一人で小サバばかり100匹ほども釣って帰ったことがあるのを覚えている。アミブロックの独特の臭いと、クーラー一杯の小サバの感触が今でも蘇ってくる。
 
 それが家の近くではもう釣れなくなってしまった。アジも大して釣れなくなって、今の時期にサビキをしても小さなヒイラギばかりがかかる。ヒイラギもぬめりを取って素揚げにすれば食べられるし、煮付けはうまいという人もいるけれど、ヒイラギはとにかく小さいし、釣っても面白くない。それで先週は、家島の波止に渡ることにしたのだった。
 
 家島の波止に渡ったのは午前9時前だったけれど、波止に付くなり驚いた。ざあっという音を立ててサバの大群が泳いでいるのだった。川が流れる音のように、サバの泳ぐ音がする。25センチから30センチくらいだろうか。その下には小アジが群れている。サビキを投入すると、すぐに小アジが鈴なりになって揚がってきた。アミエビは持って行ったのだけれど、そんなものは要らない。仕掛けを放り込むとアジのゴンゴンというアタリがあって、しばらく放っておくとすべての仕掛けに小アジが付いて揚がってくる。3枚で98円という捨て値のサビキ仕掛けなのだが、そんなことは関係ない。1時間もしないうちにクーラーは小アジで一杯になってしまった。だが、サバは釣れない。
 
 コマセ籠を付けて、アミエビを入れて表層を流すと、サバが掛かった。サバは横に大きく走る。アジはもういいと思ったのでサバばかり狙って釣る。波止で釣るサバにしては大きい。大きいものは30センチほどもある。キッチンバサミで首を折り、血を抜くが、切った途端に血が吹き出る。ただ血を抜いておかないと独特の臭みがあるから、丁寧にしておくに越したことはない。結局、サバも30尾ほど釣ってもう終わりにした。
 
 家に帰ってクーラーを開けると臭い。小アジはほとんど臭わなかったので、臭いの原因はサバだということがわかった。サバの腹を開くと、たくさんのコマセを食べていた。腹を出して、血合いを洗い、大きいものは三枚に下ろす。小さいものはそのまま味噌煮にする。味噌煮にするために熱湯をかけると、油が浮き出した。小さなサバはあまり美味しくないものだが、そこまで小さくはないから、十分に油があるのだろうと思う。
 
 サバは旨かった。多分、キスよりも旨い。アジも油が乗っていて刺身にすると旨いものだったけれど、サバには叶わなかった。もっとサバを釣ってくれば良かった、と思った。サバ釣りは、特別な道具など要らない。安い延べ竿と、3枚98円のサビキと、アミエビのブロックさえあればいいのだった。
 
20161018
 
Nikon COOLPIX S620

2016年10月10日 (月)

うまくいかない日

 今週は3連休である。先週はかなり忙しくしていたから、助かる。ゆっくり寝て、どこかに出掛けようかと思うが、土曜日と日曜日は疲れ切っていて一日家で休んでいた。今日は朝、8時くらいまでベッドの中でうとうととまどろんで、ゆっくり起き上がり、パンを食べ、テレビを観たりしていたが、外は晴れていて釣りにでも出掛けようかと思う。11時くらいに釣りの準備をして、家を出た。今日はいつものキス釣りではなく、近所の港に小アジ釣りに出掛けようと思ったのだった。アミエビを買ってそれを撒きながらサビキで釣るのが一般的だが、エサを買うのが面倒だったのと、あまりたくさん釣れても食べ切れないので、ジグサビキにすることにした。これならエサは不要だ。

 ほとんど使わずに仕舞い込んでいるエギングロッドと小型のスピニングリールを収納庫から出してきて、小アジ釣りのサビキを仕掛けの入っている箱の中から探した。ジグはダイソーで確か買った30gのものがあったような気がして探すと、プラケースに入ったまま置いてあった。それを持ってクーラーに氷を入れて出掛ける。港までは車で30分ほどだ。
 
 家を出ると、ひどく渋滞していた。いつも夕方には渋滞する場所だったから、連休最後で混んでいるのだろう、と思って運転するが、なかなか車が前に進まない。変だなと思っていると、混雑の原因は事故だった。パトカーが駐まっていて、それで渋滞しているのだった。ちょっと路肩に寄せて駐めてくれたら渋滞しなくて済むのに、と思いながら渋滞の列を抜ける。ここまでいつもなら10分もかからないのに、これでもう30分が経ってしまった。結局、港に着くまで1時間ほどかかった。
 
 港はサビキ釣りの家族連れで一杯だ。あまり釣れていないようで、ちょっと離れた釣りにくい所が空いていたのでそこに荷物を置いて準備する。サビキ仕掛けを出してリーダーに結び、先にダイソーのジグを付ける。投げる。50mほどは飛んだ。時々しゃくりながらリールを巻く。前にこれをやった時には小アジがぽろぽろと釣れたものだったが、今日は何の音沙汰もない。群れが入ってきていないのだろうか。しばらくすると、何かが食った感触があって上げてみると、ジグにエソが食いついていた。すぐに外してリリースする。その次はサビキに小さなイワシが付いていた。イワシはいらないと思ってリリースする。アジはいないのかなと思いながら海をよく見てみると、結構な大きさのアジが群れているのが見える。サビキをしている人たちは私の潮上だったので、コマセが流れてきて私のいる辺りで表層までアジが浮いてきているようだった。そこをサビキが通るようにしてみるが、一向に食わない。そうしているうちにトイレに行きたくなって、慌てて納竿した。1時間ほども釣っていない。
 
 途中でトイレを借りて用を足し、もう一度釣り場に戻ろうかとも考えたが、今日はきっと家でじっとしておいた方がいいのだろうと思って家に帰る。家に帰ると裏の家の人が大音量で音楽を流し、家の軒先で何人かで大声を出しながら酒を飲んでいる。家にいても音楽や大声が聞こえてきて、ゆっくりもできない。
 
 今日は多分、ついていないのだろう。何をやってもうまくいかないという日がある。仕方がない。
 
20161010
 
Panasonic Lumix DMC-GM5 w/Lumix G Vario 12-32mm F3.5-5.6 O.I.S.

2016年10月 9日 (日)

欲しいカメラはすぐディスコンになる

 久しぶりにアサヒカメラを買ってみた。秋にはよく新製品が出るので、面白そうなカメラが出ていればいいな、と思って買ったのだった。キヤノンからはEOS 5Dの新しいのが出るみたいで、キヤノンを使っている人は買い換えなども考えているのだろうなと思う。しばらくは品薄の状態が続くのではないかと思うが、どうなのだろう。ニコンからはD3300の後継機のD3400が出た。動画を一眼レフで撮影しようとは思わないので、D3400は良いカメラなのだろうけれど、D3300が発売された当時、すぐに購入してすぐに手放したので大して欲しいとも思わない。入門機としてはとてもよく出来ているから、DXフォーマットのカメラが必要になったら購入するかもしれない。

 富士フイルムからX-A3が出たらしい。X-A1はズームレンズが付いたものを購入して、しばらく使っていたこともあったのだけれど、どうも質感が悪くて手放してしまった。X-A3は質感も良くなっているらしい。2400万画素程度の普通のCMOSセンサーが搭載されている。モデルチェンジしたのだな、とだけ思って記事を読んでいると、X-E2がディスコンになったことが書いてあって、しかもX-Tシリーズと重複するので後継機はないだろう、などという記述もあって、少し動揺した。いつディスコンになったのか知らないが、X-E2はとても好きなカメラで、X-T10も持ってはいるのだが、X-E2を使う方が圧倒的に多い。というのは、X-T2やX-T10は一眼レフみたいなカメラで、X-E2はライカのようなカメラなのだ。勿論X-PRO2のような良いカメラもあるのだが、透視ファインダーは私には不要で、EVFだけあればそれでいい。富士のものにせよ、ソニーのものにせよ、ミラーレスカメラはボディの薄いのがいいのであって、そのボディの薄さと単焦点レンズの組み合わせが圧倒的にX-E2ならバランスがいいのだ。X-Tシリーズに単焦点を付けても悪くはないが、上の出っ張りがどうしても気になってしまう。ライカMDのようなX-E2がディスコンになってしまい、新たな後継機もないとなると、今使っているX-E2を後生大事に使うしかない、と思う。これに18mmF2や27mmF2.8などという薄いレンズを付けてスナップするのはなかなか軽快で心地よいのだ。35mmF2を買い足そうかとも思っていた矢先だったので、X-E2のディスコンには困惑した。
 
 デジタルカメラの世界では機種がころころと変更されていくのは当然だし、新たなカメラが出れば古いモデルは淘汰されるのが当然だ。また、「売れないカメラ」というのはメーカーにとって何のメリットもないから、売れなければ作らなくなるのも当然だ。一番私のよく使うパナソニックのDMC-GM5も発売からそんなに時間を置かずにディスコンになってしまったけれど、きっと売れなかったのだろうと思う。GM1も持っているけれど、マイクロ・フォーサーズのカメラでは、この二機種がとても使いやすくていい。4Kなどは私には不要だが、あの小型軽量さは必要だ。中古でもかなり安く売られていたが、最近は値段が上がってきているような気がする。GM5のグリーンのものを買いたそうと思っていたけれど、中古も新品当時の値段と同じような値段になってきている。GM5を使っているとローライ35を使っているような感じで、本当に気軽でいい。それでいてよく写って文句ない。後継機はこれもないだろうから、やはりX-E2と同じように大事に使うしかないと思う。
 
 私の好きなカメラというのはすぐにディスコンになってしまうようだ。多分、一般受けはしないのだろう。一般受け、というのは大変に難しいが、メーカーにすれば売れなければ利益が出ないわけで、仕方がないのだろうと思う。きっと、私の欲している機能は、一般には必要ないものなのだろうと思う。
 
 しかし、本当に「欲しい」と思うカメラがなくなってしまった。1年間、晩酌を止めてでも買いたいと思うカメラは皆無となった。寂しい限りだ。
 
20161009
 
Nikon COOLPIX S9300

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