2016年9月22日 (木)

対面販売と通信販売

 午前中は外で仕事をしていた。時折雨がぱらぱらと降った。大丈夫だろうと仕事を続けていたが、11時半くらいにかなりひどく降ってきたので、仕事を切り上げて帰ることにした。背中が雨でぐっしょりと濡れていて、冷たく、寒い。気持ちも重くなってくる。

 途中、チェーン店の弁当屋で弁当を買って帰る。店頭にタッチパネルが置いてあることにとても驚いた。タッチパネルで注文して、お金を機械に支払い、椅子に座ってできるのを待った。弁当屋といえば対面で販売するのが当たり前だと思っていたが、何か変な気がした。まるで弁当を通販で買っているような気持ちになるのだった。
 
 通販をよく使う。急に入用になったものについては店に買いに行ったりもするし、中古のカメラやレンズは基本的には店頭で見てから買う。けれど、日用品や釣り具の新品のものについては通販を使うことが多い。いつも利用する釣具店は半分ルアーショップのようになっていて、投げ釣りの用品や竿、リールは数えるほどしか置いていない。欲しいなと思う仕掛けや錘があったとしても、それすらないものだから、仕方がないので通販をしている釣具店に注文することになる。私の住んでいる所は地方都市なので、まず並継の投げ竿など置いていない。先日もダイワのクーラーに付けているサイドボックスをもう1個欲しいと思ってそれくらいは置いてあるだろうと高をくくってわざわざ一番大きい店に出掛けて見ると、「ない」と言われた。「取り寄せです」と言う。再度、店に足を運ぶのも、往復で1時間強かかるし、結局「いいです」と言って帰ったのだった。キスの長巻きの仕掛けも売っていないし、何よりシンカーの類いがほとんどないのだ。多分、投げ釣りの人口自体が少ないのだろう。結局、まとめて通販で購入することになってしまう。
 
 ただ、釣りをしていて通販では買ったことのないものがある。それは虫餌だ。虫餌も実は通販で買えるらしく、釣行日を記入して釣具屋に送ればその日に合わせて生きた虫餌を送ってくれるらしい。ただ、大抵は釣具店で買う。本当は現地で自分で採取したいと思うのだが、どこを探せばゴカイなどが採れるのかさっぱり分からない。子どもの頃、川釣りばかりしていた頃は、石の下にいる川虫を捕っては釣りをしていたが、海釣りではどうすればいいのか、わからないのだ。それで店でエサを買う。エサの量を伝えて、割り箸でエサの量を量って貰って、買うのだが、店によってかなり対応が違うのが面白い。個人店だと時々店主と話をしたりして、どこで何が釣れるのかが聞けたりもする。対面販売の良さというのはそんなところにあるのだろうと思う。
 
 そういえば、よく考えるとコンビニやスーパーも対面販売だ。近所のコンビニに行き、いつもいる店員さんだと、「今日は煙草は?」と聞かれたりすることも以前はあったが、最近はそんなこともなくなってしまった。スーパーでレジ打ちのパートの人とお客さんが天気のことなどを話したりしていることもあって、そんな光景も最近出てきたセルフレジ、というのでなくなってしまうのかもしれないな、と思う。人工知能が発達して人間がしていた仕事を機械がするようになると、人と偶然に出会うことなどなくなってしまうのではないかと思う。
 
 中学生の頃、家に歩いて帰っていると、道端に大型のダンプが停まった。何だろうと思って見ると、近所のおじさんが運転していて、「乗せて帰ってやろう」と大声で言う。お礼を言って乗せて貰ったが、車が自動運転になるとこんなことも少なくなるのかもしれない。
 
 弁当は20分ほどで出てきた。礼を言って、店を出ると雨は土砂降りになっていた。
 
20160922
 
Nikon COOLPIX S620

2016年9月20日 (火)

台風のうたたね

 台風が来て、今日は昼前からひどい雨風だった。夕刻に近づくにつれて風雨は収まり、やがて空は晴れてきた。帰宅すると部屋の中はひんやりと冷たく、夏が台風と共にどこかに行ってしまったのではないかと思われた。

 家に帰ると、どうも疲れていて、横になるとそのまま眠り込んでしまった。久しぶりに鮮明な夢を見る。
 
 福岡にいて、1時間後までに門司まで行かなければならないと思っていた。門司まで1時間で行くのは高速道路を使ったとしても無理だろうと思われるのだが、3号線を車で走っていた。夜だった。途中、ラーメン屋に入り、ラーメンを頼む。しかしなぜかそのラーメンを食べずに店の外に出て、誰かと話し込んでいた。誰だったかわからない。店に戻るとラーメンはのびてしまっていて、麺が固まっていた。それを冷えたスープから取り出して食べているところで目が覚めた。30分ほど眠っていた。
 
 体が重い。時々、急な疲れを感じてこうやってうとうととすることがあるのだが、妙な夢を見るのと同時に目が覚めた後の体の重さには閉口する。これだったら眠らずに無理をしても起きていたらよかったのに、と思う。
 
 外に出ると空はもうすっかり暗くなって、冷えた風が吹いていた。
 
20160920
 
Nikon COOLPIX S9300

2016年9月19日 (月)

プロサーフのガイド交換

 先週、初めて投げ竿のガイド交換というのをやってみた。発端というのは、去年買ったシマノのプロサーフSFのリールシートに不満があったのが一番の理由だった。シマノの竿は今でもサーフリーダーの振出などには採用されているが、プロサーフにも富士工業のLS-7というリールシートが付いていた。プロサーフが現役だった頃はこのリールシートしかなかったのだろうと思うが、私はこれが嫌いだ。リールを着けると必ず微妙にがたつきが生じるからだ。投げる時やさびいている時にがたつきがあるというのは微妙で、現在ほとんどの竿に付いている同じ富士工業のNS-7ならがたつきがないから、それに換えたかったのだった。

 
 しかし、リールシートを交換しようと思うと、一つどうしても必要なものがあった。それは、ロッドフィニッシャーというものだ。スレッドを巻いてリールシートを固定した後、エポキシを塗って固めるのだが、それが固まるまでの時間、ロッドをくるくると回転させるためのもので、ネットで調べてみると自作している人が多いようだった。それで自作しようと部品の値段を大体調べて、合計してみると、富士工業から出ているロッドフィニッシャーより1000円ほど安いだけだということが分かった。仕事から帰ってきてから自作することになるだろうし、1000は工作費だと思えばそんなに高価だとも思えなくなってきて、結局富士工業のロッドフィニッシャーを購入したのだった。
 
 後はスレッドやエポキシ塗料、リールシートを購入すれば終わりである。家の近所にそんなものを売っているような所はないので、通販の専門店で一括購入した。その店の商品を見ていると、チタンKガイドのセットが7000円ほどで売られていたので、ステンレスローライダーのプロサーフのガイドと交換したらどうだろう、とふと思ったのだった。別にローライダーが嫌いな訳ではない。私の投げ方だとローライダーは糸がらみも少ないように思う。Kガイドは数回、横風がある時にPEがガイドに絡み、投げた途端にプチッという大きな音を立てて糸が切れたこともあるし、ガイド自体が吹っ飛んでしまい、修理を余儀なくされたこともある。だからKガイドに対してはあまりいい印象を持っていなかったのだが、リールシートを交換するならガイド交換もしてしまおう、と思ったのだった。ただ、それだけだった。
 
 注文したものが届くまでにプロサーフのガイドとリールシートを外すことにした。ネットで調べたらドライヤーで温めてエポキシを柔らかくして、カッターナイフで切り取る、とあったのでその通りにしてみたのだが、竿が熱くなるばかりでエポキシは一向に柔らかくならない。ライターであぶる、というやり方もあったのでそうしてみると、エポキシの表面が焦げて異臭が漂う。ライターで温めるとエポキシはなぜか硬化して脆くなり、何とかカッターで切り取ることができた。取りあえずトップガイド以外は目印を付けながらガイドを外していく。全てのガイドとリールシートを外して残ったエポキシを剥がそうとするのだが、温めても全く剥がれない。仕方がないのでアートカッターを使って少しずつ削り取っていくことにした。だが、時々手元が狂って塗装を何回か剥がしてしまった。下のカーボンが見えている。大体は綺麗にできたが、いくつかの箇所は汚くなってしまった。
 
 何日かしてガイドやスレッドが届いたので、スレッドを巻いて上からエポキシを塗った。Kガイドのセッティングは富士工業のホームページを見てその通りにやってみた。ほとんど前のローライダーが付いていた場所とは違っていて、ガイドを外した跡がやたらと目立つ。昨日の夜までかかってリールシートの交換もガイドの取り付けもまあまあ綺麗に仕上がったけれど、果たしてこれが実釣でどうなのだろうとふと思う。
 
 台風の影響があったり、今日は休みだが明日から3週の間ずっと仕事が続くので実際にこのプロサーフを使ってみるのはかなり後になるのかもしれない。でも、どんな風に仕上がっているのか実際に使ってみるのが楽しみではある。
 
20160919
 
Nikon COOLPIX S9300

2016年9月 5日 (月)

台風のこと

 もう9月だ。8月は暑いと思っているうちに過ぎ去り、台風が次々にやってきては去っている。私の住む地方はほとんど台風も来ず、平穏な毎日だけれど、台風が来ては去って行く地域は大変だと思う。

 
 大学生の時は福岡に住んでいた。渇水で1日に数時間しか水が出ない夏があったり、6年間住んでいた間に雪が積もったのは1度きり、などと気象に関してはいろんなことがあったけれど、大学1年生の時の秋は忘れられない。
 
 大学1年生の秋、確か1991年だったと思う。私は築50年くらいの一軒家に住んでいた。大家さんの家の敷地の中に立てられていて、大家さんのお子さんが夫婦で住んでおられたということだったけれど、私はそこを借りて住んでいた。後期入試で合格したので、住む場所を探すのが結構大変だった。ほとんどのアパートはもう借り手が付いていて、後期の合格発表は入学式から2週間ほど前だったから、もう何もなかった。でも、たまたま古いけれどよく手入れされた古い一軒家が見つかった。ちょうどその時の福岡県知事だった奥田八二さんだったか、その人のすぐ近くの家で、時々県知事を見かけることもあった。奥田知事は私と同郷と言ってもいいくらいの近くの出で、兵庫県から九大に来た人間ということで親近感もあった。
 
 そんな秋の日、大きな台風が来た。夜に台風は来たのだが、下宿は大きく揺れてぎしぎしと一晩中鳴った。よく眠れないまま朝起きてテレビを点けるとテレビが点かない。おかしいと思って外に出ると、屋根の上に設置されていたアンテナが飛んでしまっていた。困ったな、と思ってそのまま大学に行くと、大学の正門を入った所にある棕櫚の木がいくつも倒れてしまっていた。かなり被害が大きかったようで、講義がいくつか休講になっていたのを思い出す。下宿に帰り、そのまま隣家に住む大家さんにアンテナが飛んだことを言えばいいのに、なぜか実家に電話をしてどうしたらいいかを聞いたのだった。今考えてもなぜそんなことをしたのか分からない。電話に出たのは、その3年後に亡くなった年老いた祖父だった。祖父はアンテナが飛んでしまったことを母親に告げたらしい。母親が慌てて電話してきて、私は大家さんの所に行って事情を話して、数日後にアンテナが付いたことを覚えている。古い家で、サッシもなくて古い木枠の窓ガラスの家だったのだが、アンテナ以外はほとんど被害がなかったことは有り難かった。確か、テレビでは連日、日田の杉林が壊滅状態になったということを報道していたことを覚えている。
 
 台風は仕方がないのだろうけれど、仕方がないでは済まされないこともある。ため池が決壊しそうになって土嚢を積みに行って、自分の足元で堤防がみしみしと震えるのが分かって怖くなったこともあるし、被害がないというのが一番ありがたいことであるのは確かだ。被害があった地域の、早い復旧を祈るほかはないと思う。
 
20160905
 
Nikon Coolpix S9300

2016年9月 3日 (土)

暑い日のS9300

 久しぶりに写真を撮った。用事があって街中を2時間ほど歩いたのだけれど、持って行くカメラは何にしようかと考えて、ニコンのCOOLPIX S9300にしたのだった。あまり重いカメラは持って行きたくなかったのと、レンズ交換もあまりしたくないという気持ちになって、もうこれでいいかなと思ったのだった。ただ、バッテリーだけは少し多めに持って行った方がいいかと思い、カメラに入っている分も含めて4個持って行った。これだけあれば大丈夫だろうと考えたのだった。

 
 このS9300は、中古でかなり安く手に入れたものだったと思う。確か、一回居酒屋で飲む程度の値段だった。多分カメラ店の店頭にあったものだろうと思う。サンプルの印らしきシールが貼られていた。食品のサンプルは決して食べられないが、カメラのサンプルは普通に使用できる。森山大道氏がこのシリーズを使っているということに触発されて買ったカメラだが、あまり使わずに防湿庫の中で眠っていたのだった。
 
 最近はパナソニックのDMC-GM5を使うことが多く、S9300を持って行ったからと言って格別軽いというわけでもない。GM5の方が圧倒的に画質がいいことも確かだし、GM5でもいいかとも思ったが、望遠が使えるのでこのS9300を持って行ったのだった。
 
 歩きながら写真を撮るが、背面の液晶モニタは強い日射しのせいでほとんど見えない。かすかに見える映像らしきものを頼りにしながら写真を撮り進める。GM1を持っているのにGM5をわざわざ買い足したのは、このような状態になるのを避けるためではなかったか。GM5を持ってこなかったことを少し後悔する。フジのX-T10でも良かった。あれも折角買ったのに、あまり何度も使っていない。S9300は望遠にすると、どこにカメラが向いているのかよく分からない。望遠レンズはやはりファインダーがなければ使いにくいものなのだな、と改めて感じた。
 
 それでも順調にシャッターは切れていく。歩きながら写真を撮っているので、電源はずっとONにしている。カメラがだんだんと熱くなってくる。気温も35度を超えているようだ。暑い日の写真撮影は自分の体にもカメラにも負担がかかる。バッテリーがすぐになくなってゆく。2時間の撮影の中で、結局バッテリーは3個空になってしまった。こまめに電源のONとOFFを繰り返せばこんなことにはならないのだろうが、S9300は撮りたい時にすぐに起動しないので苛々する。それでずっと電源はONにしているのだった。
 
 ついでに言うと、暑さのせいか、3回フリーズしてしまった。カメラのレンズが出たまま、全く動かなくなる。熱くなったバッテリーを取り出し、再度入れ直すと電源が落ちた状態になって、再度また動き始めた。
 
 やはり、自分のようなせっかちな性格だと、S9300のようなカメラでスナップを撮るというのはちょっと合わないのかもしれない。X-T10のような素早さがあれば、快適に写真を撮り続けることができる。
 
 家に帰って写真を見てみると、やはりコンデジの写真だった。ノイズが多くてぼんやりとしている。ただ、ニコンらしい色で、うまく加工すれば作品にも使えるようなカットもいくつもあった。特に広角側は優秀だ。望遠になるとやはり色もおかしくなったりしているし、画像もかなり甘い。
 
 コンデジに多くを求めるのは間違っているのは分かるし、そんなことを言うのならD800に28-300mmVRを付けて歩けばいいだけだ。いろいろとマイナートラブルは続いたが、それでもS9300は夏の暑い時間を無事、動き続けてくれたのだった。
 
20160903
 
Nikon COOLPIX S9300

2016年8月31日 (水)

投げ釣り用の天秤

 投げ釣りは道具が大きい。ちょっとだけ投げるだけなら大した装備は必要ないし、最近はルアーロッドなどを使った「チョイ投げ」も結構盛んなようで、キス釣りに行っても必ず数名はそんな人たちがいる。それで結構釣れているみたいだし、私みたいに大げさな道具を持って行くのも考え物のような気もする。けれど、100m以上投げなければ全く釣れないという日も確かにあって、そんな時は投げ竿を持ってきていることに安心する。手持ちの並継の投げ竿で一番ライトなのはシマノのサーフランダー365FXなのだが、これはとても軽い上に100mは投げることが可能なので、重宝している。

 
 投げ釣りの大げさな装備の中でもとりわけ大きなのが錘だ。昨年投げ釣りを再開した時は現在の状況など分からなかったので、昔使っていたジェット天秤とか、海藻天秤を使っていた。だが、釣具屋に行ったり雑誌などで見たりしていると、実に様々な錘がある。ここ数年はフロート系の錘が流行っているとかいうことをあちこちで見かけるが、結局私が使っているのはムクの錘だ。フジワラの錘や、釣具店オリジナルとかいうムク錘が安くていいので大抵はそれで間に合わせている。海底の状態もよく分かるし、ばらしも少ないような気がする。
 
 ただ、ちょっと錘を曳く感覚が重いと思ったり、風が強くてアタリがよく分からないこともあって、そんな時にはフロート系の錘を使う。フジワラのウッドシンカーが安いので最初はそれを使っていたが、釣具店でダイワのフロートシンカーという1個1000円ほどもするシンカーを見つけて、これはどうなのだろうと思って買ってみると、これがいい。潮が速いと底の感覚が掴みにくいが、根掛かりしにくいし、さびく時に重く感じることも少ない。大抵、ムク錘の他にこれを1本か2本、クーラーのポケットに入れておく。
 
 ただ、これに付ける天秤にはちょっと困った。安くて使い勝手がいいというのがなかなかない。最初は船用の神戸天秤を使っていた。これはアタリが非常によく分かる。ただ、食い込みが悪いのと、力糸との結合部分がサルカンになっていて強度的に大丈夫なのかなと少し心配になる。ただ、安い。2本で150円だったか。今でも使うことがある。それから、半遊動式のものを使ってみたり、ちょっと高価なものを使ってみたりもした。1本500円ほどの高価なものはやはりよくできているが、500円ではちょっと、という気持ちもする。それで最近はやはりフジワラの山本式高感度天秤Lサイズ、というのにフロートシンカーを付けて使っていた。これは風が強い時でも仕掛けも絡みにくいし、アタリもまあまあ分かるし、食い込みも悪くない。コスト的にも1本200円強、というところである。
 
 先日、釣具店に行くとハヤブサから出ている振り子式立体遊動天秤というのが置いてあって、これはどうなのだろうと思って試しに買ってみた。2本入りで300円ほどだった。
 
 ダイワのフロートシンカーを付けて使ってみると、いいのである。アタリもはっきり出るし、食い込みもいいし、仕掛けも絡まない。シンカーと天秤の結合部分が小さなサルカンなのは強度的に大丈夫なのかなと思うのと、形が「く」になっていて、案外かさばるのが欠点だが、フロートシンカーとの相性がとてもいい。やっと安くて使いやすい天秤を見つけたと思った。この天秤のおかげで、フロートシンカーを使った釣りが楽しくなると思う。
 
20160831
 
Nikon COOLPIX S620

2016年8月29日 (月)

夏の終わり

 気付いたら8月ももうあと3日しか残っていなかった。今年の夏は一体、何をしていたのだろう、と思うほどあっという間に過ぎてしまった。

 
 写真を撮りに行きたいと思いつつもなかなか出掛けることができないでいる。盆に実家に帰り、しばらく寝たまま過ごしたのだが、それで疲れがかなり取れて、それからも低空飛行ながら何とか仕事を続けることができている。今日も月曜日だと思いながら、かなりの雨の中、仕事に出掛けた。朝から大雨警報が出ていて今日はかなり降るのかなと思ったけれど、そんなにひどくもなく、梅雨の時期の雨と同程度だった。
 
 休みができたらキス釣りに行きたいと思うが、なかなかキス釣りに出掛けることのできるほどの休みもない。暑いので朝3時頃に起きて8時頃まで釣りをして、それから家に帰って道具を洗ったり、釣ってきたキスを捌いたりするのだが、そうしていると昼頃になってしまう。猛烈な眠気が襲ってくる。その猛烈な眠気に耐えながら休みの日にしなければならない仕事をしたりする。結局、釣りに行くと疲労が溜まる。しかし、大きなキスが掛かった時のゴンゴンというアタリはなかなかに病みつきになる。夜になると道具の手入れをしながら、今度の休みはどこに行こうか、と考える。
 
 鳥取方面に行きたいとは思う。去年の夏の終わりに、鳥取の浦富海岸で釣りをしたが、キスが入れ食いだった。1時間ほどで数十匹を上げたのを覚えている。カメラを持って行けば写真も撮ることができるし、そんな写真も撮ることができて、釣りも楽しめるような所に行きたいと思う。瀬戸内側に住んでいると、海岸もほとんど人工物ばかりで、コンクリートの護岸の上から釣りをするのも悪くはないのだが、やはりサーフで投げ釣りをしたいという思いが募ってくるのだった。
 
 折角今年のオフシーズンに買った宇崎日新のゼロサムキスもまだ10回も使っていない。ネット上の評判よりもずっと良い竿だと個人的には思っているけれど、そんなに使い込んだわけでもないし、何とも言えない。ただ、これで秋の一日、海岸を移動しながら投げ釣りをすると楽しいだろうなと思う。
 
 夏も終わりだ。年々、夏が過ぎるのが早くなって冬が来るのも早くなっているような気がする。きっと、年齢を重ねたからなのだろう。
 
20160829
 
Nikon COOLPIX S620

2016年8月21日 (日)

初めての釣り場

 昨日は仕事で一日潰れてしまった。仕事をしながら明日は釣りに行きたいと思っていた。遠くに出掛けていたので、帰りの休日の電車の中で、どこに行こうかとずっと考えていた。今年に入って初めて行く所があまりない。慣れない所に行くと、大抵期待外れで終わってしまうし、それならば近場で必ず釣れるような所に行こうと思う。でも、いつも同じ場所だと面白味に欠ける。かといって鳥取などといった遠くに足を伸ばそうとも思わない。なるべく近くで、キス釣りが楽しめるような所はないだろうかと思う。

 
 家に帰ってインターネットや釣り場ガイドの本を見たりするが、あまりピンと来ない。それで、Google Earthで家の近くの海岸線をずっと見てみることにする。海岸線を見てもそこに行けるかどうか分からない。いつも行く海岸の2キロほど西側に良さそうな浜があるのだが、浜の上は丘になっていて、そこに道があるのかどうかも分からないし、第一、行ってみたところでそこに下りられるかどうかも分からない。更に西へ、西へと探してみる。キスが寄りそうな浜はいくつもあるのだが、そこに行く道がない。渡船でも頼めば渡れるのだろうが、キス釣りに渡船というのもどうかと思う。
 
 それで、行けそうな所を一カ所見つけてそこに行くことにした。そこも崖の下にある小さな浜辺なのだが、その辺りは公園になっているので、下りることも出来そうだ。すぐ近くにキスが釣れるという小さな海水浴場もあるので、多分釣れるだろうと思った。
 
 朝、4時に起きて家を出た。途中でエサを買う。チロリが欲しいと思ったのだが、なかった。チロリはもう入ってこないのではないか、と店主が言っていた。石ゴカイを500円分買って浜に向かった。釣具店から数キロ先だ。車を停めて、浜に降りた。ちょうど夜が明けていて、崖の途中の階段から見る景色は美しいものだった。これを見られただけでも来て良かったかもしれない、と思う。今日はCOOLPIX S620を持ってきているので、数枚写真を撮った。まだ暗い。
 
 浜には誰もいなかった。浜を歩いて、一番端まで行く。端から下りてきた階段まで釣りながら歩こうと思ったのだった。用意して、投げる。巻き上げるとブルブルというキスのアタリがある。巻き上げるが、乗っている気配がない。そのまま巻き上げてみようと思ってずるずると巻き上げると、道糸と力糸のつなぎ目の所が絡まっている。ほどこうとしたら道糸が切れた。PEの道糸はあまり劣化しないものなのだが、このメーカーのものだけはよく切れる。巻き替えておけば良かったと思う。面倒なのでスプールごと交換した。別のスプールにはゴーセンのPEが巻いてある。ゴーセンのPEはトラブルが少ない。
 
 やはりアタリはあるが、それでも乗らない。フロートシンカーで釣っていたのだが、固定錘に交換する。フロートシンカーはサビキが軽いので楽だし、アタリがよく出て面白いからよく使っているのだが、どうもよくない。固定錘にしたらすぐにまたアタリがあって、今度は掛かった。上げてみると20センチあまりのキスだった。それからしばらく、ぽつりぽつりとキスが釣れ続く。エサ取りのチャリコが釣れ続く。全てリリースするが、針を飲んでしまっていたものが2匹あったのでそれだけは持って帰ることにした。キスは、いつも行く所よりアタリ自体は少ないが、型が大きい。日が高くなるにつれてピンギスが多くなり、リリースすることが増えてきたので、9時頃まで釣り、帰宅することにした。浜には数人のキス釣りの人がいた。やはり地元の人はちゃんと釣れる所を知っておられるのだろうと思う。
 
 家に帰って見てみると、20匹ほど釣れていて、そのうち8匹が20センチ強、というところだった。竿先が引き込まれるような感覚は、なかなかに楽しいものだ。久しぶりに楽しい釣りができた。
 
20160821
 
Nikon COOLPIX S620

2016年8月16日 (火)

盆休み

 久しぶりに書く。パソコンの置いてある部屋が暑いので、なかなか書く気にならないでいる。盆前までは仕事も忙しくて、体も重く、一体どうしてしまったのだろうと思っていた。何か悪い病気なのだろうか、とずっと息苦しく感じながら、体中を痛く感じながら思っていたのだが、どうもそうではなかったようだ。ただ、疲労が溜まっていただけのようだ。

 13日に実家に帰って一日、寝ていた。こんなに寝られるのか、と思うくらい寝る。家にいると様々な雑音のせいでぐっすりと寝られることがないのだが、実家の周囲は田んぼばかりで何もないから、雑音もない。冷房をかけなくても窓を開けていたら涼しい風が入ってくる。
 14日に目が覚めると、驚くほど調子が良くなっていた。疲れがまるでない。こんなに疲労感がないというのはいつ以来だろう、とふと思った。
 
 盆休みは今日までにしているのだが、盆の間は釣りには行かないことにしている。小学生の時、従兄弟が帰省してきていたので、一緒に近所の川に鯉釣りに出掛けて、大きなな鯉を釣ったのだが、家に帰ると、父親が盆に殺生をするな、と言った。そう言われると盆に殺生をするというのは気が引ける。
 
 盆に釣りに出掛けられないから、11日に釣りに行った。石ゴカイを買ってキス釣りに行った。今日は釣れなくてもいいか、と思いながらいつもの所に出掛けて仕掛けを投げるとすぐにアタリがあって、20センチくらいのキスが上がってくる。100メートル以上投げないとなかなかアタリもないし、50メートルくらいの所にロープみたいなものがあるらしく、かならずそこで根掛かりをするから、投げては少し曳き、という感じで3時間ほど過ごした。キスを20匹ほど釣った所で暑くなり、帰ることにした。大きいのは2匹だけで、後は天ぷらにするくらいの大きさのものばかりだった。
 楽しみのつもりの釣りも、暑さを避けて日曜日の早朝にするものだから、結局疲労の元になっているのだろうと思う。朝早く、睡眠時間を3時間ほどしか取らずに起きて釣りに出掛け、そのまま昼寝もせずに一日、家の用事をしながら過ごす。そんな日が1ヶ月も続けば、疲れも溜まっていたのだろう。
 
 盆休みで、かなり疲労は取れて元に戻ったような気がする。明日からまた、仕事だ。次の休日は2週間後だから、それを楽しみに頑張ろうと思う。
 
20160816
 
Nikon CoolPix S9300

2016年7月28日 (木)

暑い朝の自転車

 朝から体が重い。今日は雨が降りそうもなかったし、荷物もそんなに多くなかったから自転車に乗って行くことにした。時刻は7時半だが、既に暑い。

 仕事場に自転車で行く道のりは、ずっと下り坂だ。下り坂を軽く漕ぐだけで自転車は進んでいく。体が重いが、自転車は軽い。信号の手前からずっと車が連なっていて、渋滞が発生している。渋滞を避けて、路地に入る。路地に入っても、自転車ならあまり気を遣うことなく走ることができる。タイヤが細いので、ぼこぼこした路地の傷んだアスファルトは、スピードを出して走ることもできないし、体が重いこともあってゆっくり走る。
 
 気付くと、すぐ後ろに若い男性が自転車で迫っていた。自転車1台だけが通れるような道だから、ふらふらと自転車を漕いでいる私は鬱陶しいことだろうと思う。少し広くなった所でよけると、立ちこぎをして若い男性は私を抜いていった。なんだか申し訳ないような気持ちになった。
 
 昼まで何とか仕事を続けるのだが、昼からが今日はかなりきつかった。背中が痛くて、空気が薄いような気がする。息切れがするのだった。突然眠気が襲ってくるし、散々だった。勤務時間が1時間ほど過ぎた時点で、まだ疲労が濃かったので、帰宅することにした。帰りは、ずっと登り道である。それでも、自転車のギアを軽くして、ゆっくり登るとそんなに疲労も感じなかった。暑くて汗が額から流れ落ちる。
 
 室内着に着替えて冷房の効いている部屋にしばらくいると、少しだけ体力が回復してきたような気がする。テレビのニュースを見るが、暗いニュースばかりだ。ここ数日、ニュースを見ると気が塞ぐ。気が塞ぐのを防ぐために釣りに出掛けようと思うが、なかなかそのような時間を取ることもできない。せめて、部屋で釣り竿を磨いたり、リールの糸を巻き替えたり、仕掛けを作ったり、という小さな作業を退屈しのぎにやるくらいだ。しなければならないこともたくさんあるのだが、今の時期、家に帰ってそれをやろうという気持ちもなかなか起きることがない。
 
 8月になって、少しはゆっくりできたらいいのに、と思う。
 
20160728      
Panasonic Lumix DMC-GM1s w/Lumix G 14mm F2.5 

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